2008-01-19
【淡い光に魅かれていても】
「1つ・・・ふたぁつ・・・。」
ゆっくりと屍のの中を歩いていく者一人。
何も無い空間を指差しては嬉しそうに笑っている。
「みぃ〜っつ・・・ん?」
少女は突然足を止めた。
「ん???」
その小さな足で地べたに転がっている「モノ」を蹴る。
「っぐ・・・。」
それから漏れた小さな声。
途端に少女は不機嫌そうになる。
「こいついきてる〜。」
口調は子供ぽいが、しかし、その表情を見ればとても「子供」のする顔ではない。
感情というものを知らぬかのような冷え切った瞳。
世界の全てを見下している。
少女は、もう一度その「モノ」を蹴る。
「ねぇねぇ、死なないの?」
その問いに答えるかのように銀色のそれは手を伸ばす。
「返せ・・よ。」
少女のその小さな手を掴もうと、その少女から何かを取り返すかのようにその手を・・・。
「還せ。」
淡く光るその光を還せと銀色の少年は繰り返す。
伸ばした手は力つき、再び地面へと落ちてゆくがまた少女に向かって伸ばす。
「いや!」
「こら、お前・・・とっくに死んでんだろうが。」
生前はこの世の憂いなど知らなげに笑っていた少女。
なのに・・・。
「それ・・・持っててもお前には何の得もねーよ。」
一か月前に山へと遊びに行ったまま一人帰ってこなかった。
仲間で手分けして探したが結局見つける事が出来ずにいたのに。
「ほら、かえ・・せ。そしたら、おれ・・・もそいつらもおこらねーか・・ら。」
銀色の少年・・・銀時は必死に少女に手を伸ばす。
「わたし、おまえのことしらないもん。それにね・・・。」
少女は光をそっと掌に乗せたまま生前のように笑う。
「みんなとあそぶんだもん。」
その言葉は極々「普通」の言葉であるのに、
「だからね、還せないの。皆、ずーっと一緒なんだよ。」
何故こんなに恐ろしいのだろうか。
銀時は賊に負わされた腹の傷を庇いながら最後の気力を振り絞って、起きあがった。
「こら、いい加減にしろよ、お前。んなことしたって駄目だろ。
そいつらも、お前も救われねーんだぞ。」
「・・・・。」
初めて少女が驚いた表情を見せる。
「あぁ。」
しかし、次の瞬間にはまた嬉しそうに笑った。
「ぎんときだ。」
その声に、その顔に銀時は背筋が凍りそうになる。
ごくり、とつばを飲み込んで・・・一歩少女へと近づいた。
「ねぇねぇ・・・。」
少女もまた銀時へと一歩近づいた・・・その時。
「悪霊退散っ!!」
何処からか飛来した札が少女の額に貼りつく。
その瞬間少女が手にしていた光は放たれ、散り散りに何処かへと飛び去った。
残されたのは少女と銀時、そして
「大丈夫ですかっ!?銀時!!」
珍しく慌てて銀時の元へと走ってくる松陽。
「うるせーよ。」
銀時は松陽に視線など向けずに、霞んでゆく少女を見つめていた。
「うるさいとは・・・・これはまた・・・。」
松陽は銀時の隣に屈んで、少女と視線を合わせた。
「今は、どんな気分かな?」
「ごめんなさい。」
松陽に問われ少女が口にした言葉は懺悔だった。
繰り返し、謝る。
「ぎんとき、ごめんさい。」
「わーったって。」
「あのね、あのね。」
「ん?何だよ。」
「わるいひとたち、いっぱいいたの。」
「うん。」
こうして話している間にも霞んでいく少女に銀時はもう一歩近づき、視線を合わせた。
「それでね、つかまってね。」
「ん。」
そこにあるのかは分らないが・・・視えている少女の頭を銀時は撫でてやった。
「にげたんだけどね、でもね、でも・・・。」
「わーったから、それ以上言うな。うん、守ってやれなくてごめんな。」
銀時がふと視線を落とすと
「ちがうよ!!ぎんときは、わるくないもん!!わるくない!!
いつもわたしたちまもってくれて、いっぱいけがして、いっぱいいたいおもいしてたもん!!」
先ほどまで下を向いて泣いていたのに、その顔をあげて銀時を真っすぐと見た。
「わたし、さよならしなくちゃいけないけど、でも、ぎんときわるいとおもわない!
しょうようせんせいも、ありがとう。」
最後に・・・最期に松陽へと視線を向けると少女はその瞬間に姿を消した。
ひらり・・・と札が床に落ちるのと同時に、銀時も床へと仰向けに寝転がった。
「まったく、こんなに怪我して。」
その隣に松陽は座ると、何処から取り出したのか救急箱で銀時の手当をしだした。
「あんた、あんな事も出来んだ。」
「あぁ、お札の事ですか?あれは、家にあったのを持ってきたんですよ。
いやいや、見よう見まねで出来るものですね。」
ははは・・・と笑う松陽に銀時は呆れた視線を向けた。
「出来なかったらどうするつもりだったんだよ。」
「その時は・・・銀時庇おうと思ってましたよ。」
はい、出来た。と松陽は言うと、銀時を抱っこした。
「降ろしてくれ。」
「駄目です。」
そんな事したら、君、絶対に傷ほっとくでしょう。
松陽は問答無用で町医者の元へと足を進めた。
「なぁ、どうしたら大切なもん守れるようになるんだ?」
既に、2度全てを無くしている少年のその言葉はとても重くて。
「そうですねー。一緒に強くなる勉強でもしますか。」
一度しか大切なものを無くした松陽にはそれしかいう事が出来なかった。
【淡い光に魅かれていても】
まだ、僕らはそこには行けない。
*********************************
ふっわぁぁぁぁぁあ!!!
何でこんなちょこっとホラーみたいなの書いたんだっ!?
書いてて自分で嫌だった・・・。
色々分んない。
迷路だ。
複雑だ!!
説明という名の懺悔(?)
設定的に銀さん8歳か、10歳の時ぐらいで。(年表何処かにやっちゃった。orz)
銀さんは既に松陽先生と面識はあったんだけど、それだけ。
たまーに銀さん達「孤児」が住んでいる家に現れたは、子供と遊んで行ってたってぐらいで。
初めての出会いは、松陽先生が・・・ってのは今度書きます。
これ、続き書いた方がええかなぁ。
あ〜、とりあえず今は無理なんでそのうち。
*転載禁止です。
ゆっくりと屍のの中を歩いていく者一人。
何も無い空間を指差しては嬉しそうに笑っている。
「みぃ〜っつ・・・ん?」
少女は突然足を止めた。
「ん???」
その小さな足で地べたに転がっている「モノ」を蹴る。
「っぐ・・・。」
それから漏れた小さな声。
途端に少女は不機嫌そうになる。
「こいついきてる〜。」
口調は子供ぽいが、しかし、その表情を見ればとても「子供」のする顔ではない。
感情というものを知らぬかのような冷え切った瞳。
世界の全てを見下している。
少女は、もう一度その「モノ」を蹴る。
「ねぇねぇ、死なないの?」
その問いに答えるかのように銀色のそれは手を伸ばす。
「返せ・・よ。」
少女のその小さな手を掴もうと、その少女から何かを取り返すかのようにその手を・・・。
「還せ。」
淡く光るその光を還せと銀色の少年は繰り返す。
伸ばした手は力つき、再び地面へと落ちてゆくがまた少女に向かって伸ばす。
「いや!」
「こら、お前・・・とっくに死んでんだろうが。」
生前はこの世の憂いなど知らなげに笑っていた少女。
なのに・・・。
「それ・・・持っててもお前には何の得もねーよ。」
一か月前に山へと遊びに行ったまま一人帰ってこなかった。
仲間で手分けして探したが結局見つける事が出来ずにいたのに。
「ほら、かえ・・せ。そしたら、おれ・・・もそいつらもおこらねーか・・ら。」
銀色の少年・・・銀時は必死に少女に手を伸ばす。
「わたし、おまえのことしらないもん。それにね・・・。」
少女は光をそっと掌に乗せたまま生前のように笑う。
「みんなとあそぶんだもん。」
その言葉は極々「普通」の言葉であるのに、
「だからね、還せないの。皆、ずーっと一緒なんだよ。」
何故こんなに恐ろしいのだろうか。
銀時は賊に負わされた腹の傷を庇いながら最後の気力を振り絞って、起きあがった。
「こら、いい加減にしろよ、お前。んなことしたって駄目だろ。
そいつらも、お前も救われねーんだぞ。」
「・・・・。」
初めて少女が驚いた表情を見せる。
「あぁ。」
しかし、次の瞬間にはまた嬉しそうに笑った。
「ぎんときだ。」
その声に、その顔に銀時は背筋が凍りそうになる。
ごくり、とつばを飲み込んで・・・一歩少女へと近づいた。
「ねぇねぇ・・・。」
少女もまた銀時へと一歩近づいた・・・その時。
「悪霊退散っ!!」
何処からか飛来した札が少女の額に貼りつく。
その瞬間少女が手にしていた光は放たれ、散り散りに何処かへと飛び去った。
残されたのは少女と銀時、そして
「大丈夫ですかっ!?銀時!!」
珍しく慌てて銀時の元へと走ってくる松陽。
「うるせーよ。」
銀時は松陽に視線など向けずに、霞んでゆく少女を見つめていた。
「うるさいとは・・・・これはまた・・・。」
松陽は銀時の隣に屈んで、少女と視線を合わせた。
「今は、どんな気分かな?」
「ごめんなさい。」
松陽に問われ少女が口にした言葉は懺悔だった。
繰り返し、謝る。
「ぎんとき、ごめんさい。」
「わーったって。」
「あのね、あのね。」
「ん?何だよ。」
「わるいひとたち、いっぱいいたの。」
「うん。」
こうして話している間にも霞んでいく少女に銀時はもう一歩近づき、視線を合わせた。
「それでね、つかまってね。」
「ん。」
そこにあるのかは分らないが・・・視えている少女の頭を銀時は撫でてやった。
「にげたんだけどね、でもね、でも・・・。」
「わーったから、それ以上言うな。うん、守ってやれなくてごめんな。」
銀時がふと視線を落とすと
「ちがうよ!!ぎんときは、わるくないもん!!わるくない!!
いつもわたしたちまもってくれて、いっぱいけがして、いっぱいいたいおもいしてたもん!!」
先ほどまで下を向いて泣いていたのに、その顔をあげて銀時を真っすぐと見た。
「わたし、さよならしなくちゃいけないけど、でも、ぎんときわるいとおもわない!
しょうようせんせいも、ありがとう。」
最後に・・・最期に松陽へと視線を向けると少女はその瞬間に姿を消した。
ひらり・・・と札が床に落ちるのと同時に、銀時も床へと仰向けに寝転がった。
「まったく、こんなに怪我して。」
その隣に松陽は座ると、何処から取り出したのか救急箱で銀時の手当をしだした。
「あんた、あんな事も出来んだ。」
「あぁ、お札の事ですか?あれは、家にあったのを持ってきたんですよ。
いやいや、見よう見まねで出来るものですね。」
ははは・・・と笑う松陽に銀時は呆れた視線を向けた。
「出来なかったらどうするつもりだったんだよ。」
「その時は・・・銀時庇おうと思ってましたよ。」
はい、出来た。と松陽は言うと、銀時を抱っこした。
「降ろしてくれ。」
「駄目です。」
そんな事したら、君、絶対に傷ほっとくでしょう。
松陽は問答無用で町医者の元へと足を進めた。
「なぁ、どうしたら大切なもん守れるようになるんだ?」
既に、2度全てを無くしている少年のその言葉はとても重くて。
「そうですねー。一緒に強くなる勉強でもしますか。」
一度しか大切なものを無くした松陽にはそれしかいう事が出来なかった。
【淡い光に魅かれていても】
まだ、僕らはそこには行けない。
*********************************
ふっわぁぁぁぁぁあ!!!
何でこんなちょこっとホラーみたいなの書いたんだっ!?
書いてて自分で嫌だった・・・。
色々分んない。
迷路だ。
複雑だ!!
説明という名の懺悔(?)
設定的に銀さん8歳か、10歳の時ぐらいで。(年表何処かにやっちゃった。orz)
銀さんは既に松陽先生と面識はあったんだけど、それだけ。
たまーに銀さん達「孤児」が住んでいる家に現れたは、子供と遊んで行ってたってぐらいで。
初めての出会いは、松陽先生が・・・ってのは今度書きます。
これ、続き書いた方がええかなぁ。
あ〜、とりあえず今は無理なんでそのうち。
*転載禁止です。
2007-10-31
とりっくおあとりーと!!(オリジナル)
「菓子くれ。さもなくば、悪戯する。」
さる10月末日の事でした。
その日も私は何時ものように7時26分の電車に乗って会社に向かおうと歩いていました。
しかし、駅にあと少しでつく・・・というその時にひょいっと横道から変な格好をした人があらわれ上記のように言ったのです。
「えっ?」
私は訳が分らず、そのまま無視して通り過ぎようとしました。
しかし、その人は私の前に立ちはだかり退こうとしません。
少しいらついてその人の顔をよく見てやろうと顔をあげれば・・・。
「とってもかっこ良かったんです!!!もう、この人になら血をあげてもいいってくらいでっ!!ほんっっっとうにカッコいいドラキュラだったんですよっ!!」
TVを何気なくつけてニュースを見てみればとある話題でもちきりだった。
曰く
『ハローウィンにドラキュラ出現っ!?』
というもの。
内容は、突然女性たちの前に姿を現し「菓子くれ。」と言い、女性からお菓子を奪うというもの。
これだけ見れば、その日がハローウィンだったこともありただ単に
「あ〜、どっかの馬鹿がハローウィン真似してやったんだ。」
で、俺も終わらせるんだが・・・。
「おい、あんたそれどうしたんだ?」
いつの間にか俺の部屋に出来ているお菓子の山。
これを見て、しかもそれをものすっごく嬉しそうに見ている奴がいれば誰だってその『犯人』が分かるはずだ。
「まぁ、細かい事は気にするな。」
さぁ〜て、どれから食べようかな〜。
等と鼻歌交じりにお菓子を選び出す変な居候。
「あの・・さ、何でここにいるの?」
「ん〜、まぁ別に気にするな。」
正直気になって仕方がない。
『あいつ』がいないからもう俺にだってようは無いだろうになんでいんだ。
「正直犯罪者匿いたくないから出てってくれ。今すぐに。」
しっしとジェスチャー付きですれば何故かふっと人を小馬鹿にしたように笑うりつかの兄『せつ』。
「これは、全て女性の好意で貰ったものなんだよ。よって、私は何も悪くない。」
「その顔でたぶらかしたんだろ。」
「人聞きが悪いな〜。」
「あんた人じゃないだろーが。」
「それはお互い様じゃない?」
「「・・・・・・・。」」
埒があかねー。
「ったく。今後はこんなことしないでくれ。ややこしいのは嫌いなんだよ。」
「おや、それは奇遇。」
おい、りつかお前さ、何で俺にお前の兄貴のあしらい方教えてくれなかったんだっ!?
ってか、昨日ハローウィンだったんだから教えに戻ってきてくれてもいいじゃないかー!!!
「ちなみにさー、お菓子貰えなかった場合どんないたずらするつもりだったんだよ。」
「あぁ、恰好に合わせて血を頂こうかと思っていた。」
「・・・・・・・・。」
神様、俺今初めて貴方に感謝します。
コイツの面(つら)が良くて本当に良かったです。
ありがとう!!
「来年は絶対するなよ。」
とは言わない。
言っても無駄だからだ。
だから来年は・・・・・あ、やべどうしよう。
*********************
オリジナル
久々の『りつか』関連の短編。
ぐだぐだ。
しっかし構成して書いてみたいものだ。
あ、ちなみに『りつか』の兄『せつ』も本当は違う名前です。
きちんと感じもありますよー。
『俺』は兎にも角にも名前が苦手な奴です。きっと。
*転載禁止ですよー。
さる10月末日の事でした。
その日も私は何時ものように7時26分の電車に乗って会社に向かおうと歩いていました。
しかし、駅にあと少しでつく・・・というその時にひょいっと横道から変な格好をした人があらわれ上記のように言ったのです。
「えっ?」
私は訳が分らず、そのまま無視して通り過ぎようとしました。
しかし、その人は私の前に立ちはだかり退こうとしません。
少しいらついてその人の顔をよく見てやろうと顔をあげれば・・・。
「とってもかっこ良かったんです!!!もう、この人になら血をあげてもいいってくらいでっ!!ほんっっっとうにカッコいいドラキュラだったんですよっ!!」
TVを何気なくつけてニュースを見てみればとある話題でもちきりだった。
曰く
『ハローウィンにドラキュラ出現っ!?』
というもの。
内容は、突然女性たちの前に姿を現し「菓子くれ。」と言い、女性からお菓子を奪うというもの。
これだけ見れば、その日がハローウィンだったこともありただ単に
「あ〜、どっかの馬鹿がハローウィン真似してやったんだ。」
で、俺も終わらせるんだが・・・。
「おい、あんたそれどうしたんだ?」
いつの間にか俺の部屋に出来ているお菓子の山。
これを見て、しかもそれをものすっごく嬉しそうに見ている奴がいれば誰だってその『犯人』が分かるはずだ。
「まぁ、細かい事は気にするな。」
さぁ〜て、どれから食べようかな〜。
等と鼻歌交じりにお菓子を選び出す変な居候。
「あの・・さ、何でここにいるの?」
「ん〜、まぁ別に気にするな。」
正直気になって仕方がない。
『あいつ』がいないからもう俺にだってようは無いだろうになんでいんだ。
「正直犯罪者匿いたくないから出てってくれ。今すぐに。」
しっしとジェスチャー付きですれば何故かふっと人を小馬鹿にしたように笑うりつかの兄『せつ』。
「これは、全て女性の好意で貰ったものなんだよ。よって、私は何も悪くない。」
「その顔でたぶらかしたんだろ。」
「人聞きが悪いな〜。」
「あんた人じゃないだろーが。」
「それはお互い様じゃない?」
「「・・・・・・・。」」
埒があかねー。
「ったく。今後はこんなことしないでくれ。ややこしいのは嫌いなんだよ。」
「おや、それは奇遇。」
おい、りつかお前さ、何で俺にお前の兄貴のあしらい方教えてくれなかったんだっ!?
ってか、昨日ハローウィンだったんだから教えに戻ってきてくれてもいいじゃないかー!!!
「ちなみにさー、お菓子貰えなかった場合どんないたずらするつもりだったんだよ。」
「あぁ、恰好に合わせて血を頂こうかと思っていた。」
「・・・・・・・・。」
神様、俺今初めて貴方に感謝します。
コイツの面(つら)が良くて本当に良かったです。
ありがとう!!
「来年は絶対するなよ。」
とは言わない。
言っても無駄だからだ。
だから来年は・・・・・あ、やべどうしよう。
*********************
オリジナル
久々の『りつか』関連の短編。
ぐだぐだ。
しっかし構成して書いてみたいものだ。
あ、ちなみに『りつか』の兄『せつ』も本当は違う名前です。
きちんと感じもありますよー。
『俺』は兎にも角にも名前が苦手な奴です。きっと。
*転載禁止ですよー。
2007-10-19
季節巡りー構想ー
「覚悟しろぃ、チャイナ。」
「それはこっちのセリフアルネ。」
それは何時ものやり取り。
二人が初めて会ったときから変わらないもの。
ただ、変わったとすれば・・・。
「あいつの名前は佐渡丸で決まりでさぁ!!!」
「そんな変な名前嫌アル!お前、そんな名前つけたら学校でいじめられるアル。やっぱりここは『定春30号』ネ!!」
二人が夫婦になって、子供が出来た事。
喧嘩の理由が家族の事になった事。
「銀さん・・・あの二人まだやってますよ。」
「喧嘩するんならこいつの面倒見やがれよな・・・。」
新しく生まれた命を世話しているのは銀さんと新八。
すやすやと寝息を立てる赤子・・・・の傍らでは両親がバトル中。
「銀さん。あの二人に育てられた子供の行く末が恐ろしいんですけど。」
「・・・・・。気楽にいこうやぱっつぁん。」
―――でないと俺らの身がもたねぇよ。
―――あぁ、そうですね。
―――だろー。にしてもあれだよな。
『世の中何があるか分んない』
―――まさかこいつらが結婚して子供こしらえるとは。
―――銀さんがそういうこと言うと何か嫌ですね。
―――何だよ、お前も思うだろう。この世の無常をさ。
―――何気に神楽ちゃんの事好きだったとか言うんですか?
―――おま、それは無いよ。うん、それは無い。ただ・・。
―――ただ?
―――娘をいけすかない野郎に盗られた気分だ。
―――孫の顔見れたからいいじゃないんですか?
―――よし、じゃあこいつの名前は・・・金時で。
―――あぁ、もう何でもいいですよ。
まとまらないので強制終了。
何となく沖神。
結婚しても喧嘩ばっかりしてるといいと思います。
んで、そのうち子供が成長したら何かを悟りきった子になってるんです。
暇があったら銀さんとこに行ってるんです。
両親が喧嘩してても一人落ち着いてごはん食べてるんです。
んでもって、あんまりにも酷い喧嘩の時は銀さんとこに避難。
微妙に銀さんに人生を諭されながら大きくなるんです。
そして、両親は銀さんから説教されたり。
授業参観は絶対二人とも来る。
うるさいほど息子を応援して、馬鹿にされたら倍返し。
そこだけとっても息が合ってて息子は自分はやっぱり愛されてるんだなーとか思うといい。
喧嘩友達みたいな夫婦。
いい。
ちなみに、掃除・洗濯・食事とかは新八が教えてあげたり。
銀さんのことは「銀さん」。
新八の事は「お兄ちゃん」。
と読んでるといい。
あ、近藤さんは「ゴリラのおじちゃん。」
土方さんの事は「マヨラーのおじさん。」
本人は気を使って呼んでるつもり。
お父さんに間違った知識を植え付けられて微妙に土方さんが苦手。
近藤さんは好き。
順位は
1、両親
2、万事屋
3、スナックお登勢
4、真選組
個人での順位は
1、お母さん(神楽)
2、お父さん(沖田)
3、銀さん
4、新八
5、近藤さん
6、お登勢
7、源外のじいさん
8、桂
9、土方
10、さっちゃん
ぐらいだといい。
あれ、なんか色々と語りすぎた。
まぁ、いいや。
気力がでてきたらこれで話書こうかな・・・。
「それはこっちのセリフアルネ。」
それは何時ものやり取り。
二人が初めて会ったときから変わらないもの。
ただ、変わったとすれば・・・。
「あいつの名前は佐渡丸で決まりでさぁ!!!」
「そんな変な名前嫌アル!お前、そんな名前つけたら学校でいじめられるアル。やっぱりここは『定春30号』ネ!!」
二人が夫婦になって、子供が出来た事。
喧嘩の理由が家族の事になった事。
「銀さん・・・あの二人まだやってますよ。」
「喧嘩するんならこいつの面倒見やがれよな・・・。」
新しく生まれた命を世話しているのは銀さんと新八。
すやすやと寝息を立てる赤子・・・・の傍らでは両親がバトル中。
「銀さん。あの二人に育てられた子供の行く末が恐ろしいんですけど。」
「・・・・・。気楽にいこうやぱっつぁん。」
―――でないと俺らの身がもたねぇよ。
―――あぁ、そうですね。
―――だろー。にしてもあれだよな。
『世の中何があるか分んない』
―――まさかこいつらが結婚して子供こしらえるとは。
―――銀さんがそういうこと言うと何か嫌ですね。
―――何だよ、お前も思うだろう。この世の無常をさ。
―――何気に神楽ちゃんの事好きだったとか言うんですか?
―――おま、それは無いよ。うん、それは無い。ただ・・。
―――ただ?
―――娘をいけすかない野郎に盗られた気分だ。
―――孫の顔見れたからいいじゃないんですか?
―――よし、じゃあこいつの名前は・・・金時で。
―――あぁ、もう何でもいいですよ。
まとまらないので強制終了。
何となく沖神。
結婚しても喧嘩ばっかりしてるといいと思います。
んで、そのうち子供が成長したら何かを悟りきった子になってるんです。
暇があったら銀さんとこに行ってるんです。
両親が喧嘩してても一人落ち着いてごはん食べてるんです。
んでもって、あんまりにも酷い喧嘩の時は銀さんとこに避難。
微妙に銀さんに人生を諭されながら大きくなるんです。
そして、両親は銀さんから説教されたり。
授業参観は絶対二人とも来る。
うるさいほど息子を応援して、馬鹿にされたら倍返し。
そこだけとっても息が合ってて息子は自分はやっぱり愛されてるんだなーとか思うといい。
喧嘩友達みたいな夫婦。
いい。
ちなみに、掃除・洗濯・食事とかは新八が教えてあげたり。
銀さんのことは「銀さん」。
新八の事は「お兄ちゃん」。
と読んでるといい。
あ、近藤さんは「ゴリラのおじちゃん。」
土方さんの事は「マヨラーのおじさん。」
本人は気を使って呼んでるつもり。
お父さんに間違った知識を植え付けられて微妙に土方さんが苦手。
近藤さんは好き。
順位は
1、両親
2、万事屋
3、スナックお登勢
4、真選組
個人での順位は
1、お母さん(神楽)
2、お父さん(沖田)
3、銀さん
4、新八
5、近藤さん
6、お登勢
7、源外のじいさん
8、桂
9、土方
10、さっちゃん
ぐらいだといい。
あれ、なんか色々と語りすぎた。
まぁ、いいや。
気力がでてきたらこれで話書こうかな・・・。
2007-10-03
犬猿奇縁
*初期設定土方と沖田で書いてます。
何となく書いたんでキャラが定まって無いです。
嫌な方は見ないでねっ!!
理想と現実は違う。
けどな、その理想を俺は実現して『現実』にしようとしているんだよ。
「それが俺の生きる道だ。」
と、のたまった彼に私はすかさず
「馬鹿じゃないの?」
と言ってやった。
仮にも侍で、国を担う役職に付きあまつさえも国の警備についてる奴が言うセリフだろうか。
答えは『否』だろう。
何だってこいつが偉いんだ。
こんなのの代わりだったら私だって出来る。
いくら酒が入ってるとはいえそれは無いだろう。
っていうか、この人マジでそれだけでやってきたんだろうか・・・。
本気で嫌だなぁ〜。
こいつも黒いし、局長はマダオっぽいし。
あれ、何で私こんな奴らの下で働いてんだろう。
「副長、それくらいにしといたらどうですか?」
焼酎瓶何本空ければ気がすむんですかコノヤロー。
「ん〜、酒は飲まれてなんぼだろうが。」
「はいはい、明日の公務に支障が出ても私は知りませんからね。」
「んだよ、お前も同罪だろ〜。」
「はぁ、何言ってるんですか?」
空のグラスの中で氷がカランっと音をたてた。
あぁ、私も少し飲み過ぎたかもしれない。
これもそれも、あんたのせいだ。
「お前も俺を止めなかったんだから同罪だ。」
「私はあなたの世話焼き係じゃ無いんですど?」
とびっきりの笑みで笑ってやる。
思いっきり
『何言ってんだコノヤロー』的な感じで。
威圧をたっぷりと込めて。
なのに・・・
「んっ!?」
気がついたら副長の顔が目の前にあった。
瞬間口に触れる柔らかい感触。
「沖田こういう時は目を閉じるもんだろーが。」
にやりと副長は余裕の笑みをうかべる。
先までの酔いはどこにいったんだ!!
「殺すっ!!今ここで殺してやるっ!」
武器である唐傘を構える・・・前に副長に抑えこまれる。
「駄目だよー沖田。こんな所で射撃するなんて。局中法度違反だな。」
「嬉しそうに言ってんじゃ無いわよっ。」
「あれれ〜、口調変わっちゃってるよ〜。」
ったく、酒を飲んだ奴ほど扱いにくい奴はいない。
いや、こいつは四六時中扱いにくいけど。
というか、コイツの余裕綽綽な所が気に食わない。
理想を追いかけてそれを確実に現実に変えてしまうところが気に食わない。
兎にも角にもこいつが私は大っ嫌いだ。
「死ね、副長。」
「殺れるもんなら殺ってみな。」
あぁ、言われずとも殺してやる。
その座は私のモノだ。
【何時かお前を引きずり降ろしてやる】
それは甘美な誘惑とは程遠いけれど
確実に二人を結ぶ赤い糸
何となく書いたんでキャラが定まって無いです。
嫌な方は見ないでねっ!!
理想と現実は違う。
けどな、その理想を俺は実現して『現実』にしようとしているんだよ。
「それが俺の生きる道だ。」
と、のたまった彼に私はすかさず
「馬鹿じゃないの?」
と言ってやった。
仮にも侍で、国を担う役職に付きあまつさえも国の警備についてる奴が言うセリフだろうか。
答えは『否』だろう。
何だってこいつが偉いんだ。
こんなのの代わりだったら私だって出来る。
いくら酒が入ってるとはいえそれは無いだろう。
っていうか、この人マジでそれだけでやってきたんだろうか・・・。
本気で嫌だなぁ〜。
こいつも黒いし、局長はマダオっぽいし。
あれ、何で私こんな奴らの下で働いてんだろう。
「副長、それくらいにしといたらどうですか?」
焼酎瓶何本空ければ気がすむんですかコノヤロー。
「ん〜、酒は飲まれてなんぼだろうが。」
「はいはい、明日の公務に支障が出ても私は知りませんからね。」
「んだよ、お前も同罪だろ〜。」
「はぁ、何言ってるんですか?」
空のグラスの中で氷がカランっと音をたてた。
あぁ、私も少し飲み過ぎたかもしれない。
これもそれも、あんたのせいだ。
「お前も俺を止めなかったんだから同罪だ。」
「私はあなたの世話焼き係じゃ無いんですど?」
とびっきりの笑みで笑ってやる。
思いっきり
『何言ってんだコノヤロー』的な感じで。
威圧をたっぷりと込めて。
なのに・・・
「んっ!?」
気がついたら副長の顔が目の前にあった。
瞬間口に触れる柔らかい感触。
「沖田こういう時は目を閉じるもんだろーが。」
にやりと副長は余裕の笑みをうかべる。
先までの酔いはどこにいったんだ!!
「殺すっ!!今ここで殺してやるっ!」
武器である唐傘を構える・・・前に副長に抑えこまれる。
「駄目だよー沖田。こんな所で射撃するなんて。局中法度違反だな。」
「嬉しそうに言ってんじゃ無いわよっ。」
「あれれ〜、口調変わっちゃってるよ〜。」
ったく、酒を飲んだ奴ほど扱いにくい奴はいない。
いや、こいつは四六時中扱いにくいけど。
というか、コイツの余裕綽綽な所が気に食わない。
理想を追いかけてそれを確実に現実に変えてしまうところが気に食わない。
兎にも角にもこいつが私は大っ嫌いだ。
「死ね、副長。」
「殺れるもんなら殺ってみな。」
あぁ、言われずとも殺してやる。
その座は私のモノだ。
【何時かお前を引きずり降ろしてやる】
それは甘美な誘惑とは程遠いけれど
確実に二人を結ぶ赤い糸
2007-08-16
花椿
あの花を綺麗だと思いはするけど
その花を愛おしいと思うけれど
あまりにも残酷で
あまりにもあっけないから
嫌いだ
『匂う香りのその先を』
「おい。」
「はいはい、何ですか?ツンツン王国の高杉さん。」
「お前、俺に喧嘩売ってんのか?」
「そんな風にスギーが思うんなら売ってんのカモ?」
にっこ笑いながら言ってやがる。
黒い。
これはあいつの所為だ。
あいつの影響だ。
頭にくるな。
「口、悪くなってねぇか?」
「気のせいじゃないの?スギー。」
「『スギー』は止めろ。」
「うっさい。黙れ馬鹿。」
また・・・。
「やっぱり口悪くなってんじゃねぇか。」
「一般的常識でさぁ、本当は殴りたい所なんだけどね。」
「あぁ?何だそれ。」
一体今の状況の何処がそ常識にあてはまるのか。
「スギー。」
「ん?」
「放せ。」
「お前の意見は聞いてねぇ。」
「聞け。」
「断る。」
「はぁ、いい年こいた青年が年下のいたいけな女の子捕まえてこんな『ぎゅー』とかしちゃって・・・。スギーなら他にも相手いるだろうに・・・。というわけで、はい、この手を離す。」
「ごちゃごちゃうるせぇんだよ、お前は。」
嫌ならさっさと突き飛ばせばいいものを。
嫌ならさっさと放せばいい。
離れればいい。
「抵抗しないって事はお前も嫌じゃ無いんだろう?」
そういう事にしとけ。
偽りでもいいから。
言っとけ。
「スギー、銀さん来た。」
「関係無いだろう。」
「ん〜。銀さんやぁ〜い!!銀さ・・・・ふっ・・。」
あぁ、五月蠅い。
四の五の言わずにお前は俺を選べばいいんだ。
なのに、何でだ。
「ちょ、高杉!!お前何してんのっ!!ちょっと大丈夫かっ!!俺の愛娘えぇぇぇぇ!!!」
『愛娘』かぁ、銀時。
それ、違うだろ?
『愛しい娘』だろ。
絶対にお前には渡さねぇ。
「っ!!!何するのっ!!スギー!!私まだ・・・。」
初めてのキス・・か?
「これまだ二回目なんだからぁぁぁ!!あぁ!!もう、何で二回とも私の意に反するキスなのぉぉぉぉ〜!!!お前らもう今日飯抜きっ!!一生『キス魔』と呼んでくれるわっ!!」
は?
「ちょ、お前あれは事故だったじゃねぇかよっ!!」
「五月蠅いっ!!黙れ!!銀髪天パー!!一生クルクル回ってろっ!!」
おい、ファーストキスはこいつが相手だったのか?
とことん邪魔だな。
「天パー馬鹿にするのかっ!!これは喧嘩を売られたのかっ!!」
「売ってないわよ!!高杉も銀さんも馬鹿じゃないのっ!!もう、なんで私こんなとこに居るのかなぁ!転職しよう、そうしよう。」
「ちょ、待て待て待てっ!!」
相も変わらず分かりやすいというか、何というか。
特に銀時がな。
こいつは・・・微妙だな。
ただ・・・コイツがここから居なくなるのは俺も困る。
「ん?何ですかスギー。キス魔二号機のスギー。離してくれませんかーこの腕を。」
「此処に居ろ。」
「キス魔の上に命令大好きーですか?いい根性してるわね。」
「んなこと言われたら・・・するしかねぇよな。」
「ちょっとまったぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
んだよ、失せろ銀時。
「失せろ。」
「この際ここに居て、銀さん。あとでパフェ作ってあげるから。」
「んなの頼まれなくても銀さんここに居ますよー。でも後でパフェ作ってくれたら嬉しいですー。」
「よし!!銀さん偉い!!」
阿呆らしい・・・。
「あれ?スギーどうしたの?急に腕放しちゃったりして。」
「離してくれって言ったのお前だろう?」
「スギーが素直だ・・・。ツンツンなのに・・・。」
誰がツンツンだ。
「興ざめだな。」
「私的にさっきのどこに『興』があったのか問いただしたいところだけど止めとくよ。せっかく解放してくれたし。」
さらっと流したままの髪を手で梳いてやる。
「スギー熱ある?」
「いやいや、こいつ熱出すとかそんなやわな奴じゃないからな。」
邪魔だな。
あぁ、邪魔だ。
何でこいつを助けたのが俺じゃなくてこいつだったのか。
そして何でお前は銀時ばかりに頼るのか・・・。
そのくせして・・・。
「無防備なんだよ、お前。」
クイッと顎を持ち上げて顔を近づける。
「普通なこういう事された時点で殴るもんだ。」
何で嫌ならそれをしない。
「大丈夫!!皆以外の人達には迷わずやるから!!」
「皆?」
ここにいる奴らの事か?
「そう。何かね、やっぱ皆は家族みたいだし何だか殴りにくいのよ。」
それだけの理由か。
「理由なんて些細なものでしょう?」
「くっくっ。やっぱお前はいいな。」
「何を今さら。」
おもしれぇ。
いいよ、落としてやる。
お前を俺という奈落に・・・な。
引き寄せられて
吸い込まれて
それでもなお愛しいと思うのなら
この手で全て掴み盗る
***************************
あとがき
高杉夢を微妙に練習。
というか、これ微妙にちょくちょく同じ主人公で書いてるんですよね〜。
元は狛涼さんが高杉が良いって言ってたので書いてみましたー。
駄文、駄文。
でも、銀さん→主人公←高杉の図式はあまり成り立たないんだろうなぁ。
主人公は誰を選ぶのかな??
あぁ、疲れた。
確か椿の花って武士にはあまり好まれて無かったんですよね??
その花を愛おしいと思うけれど
あまりにも残酷で
あまりにもあっけないから
嫌いだ
『匂う香りのその先を』
「おい。」
「はいはい、何ですか?ツンツン王国の高杉さん。」
「お前、俺に喧嘩売ってんのか?」
「そんな風にスギーが思うんなら売ってんのカモ?」
にっこ笑いながら言ってやがる。
黒い。
これはあいつの所為だ。
あいつの影響だ。
頭にくるな。
「口、悪くなってねぇか?」
「気のせいじゃないの?スギー。」
「『スギー』は止めろ。」
「うっさい。黙れ馬鹿。」
また・・・。
「やっぱり口悪くなってんじゃねぇか。」
「一般的常識でさぁ、本当は殴りたい所なんだけどね。」
「あぁ?何だそれ。」
一体今の状況の何処がそ常識にあてはまるのか。
「スギー。」
「ん?」
「放せ。」
「お前の意見は聞いてねぇ。」
「聞け。」
「断る。」
「はぁ、いい年こいた青年が年下のいたいけな女の子捕まえてこんな『ぎゅー』とかしちゃって・・・。スギーなら他にも相手いるだろうに・・・。というわけで、はい、この手を離す。」
「ごちゃごちゃうるせぇんだよ、お前は。」
嫌ならさっさと突き飛ばせばいいものを。
嫌ならさっさと放せばいい。
離れればいい。
「抵抗しないって事はお前も嫌じゃ無いんだろう?」
そういう事にしとけ。
偽りでもいいから。
言っとけ。
「スギー、銀さん来た。」
「関係無いだろう。」
「ん〜。銀さんやぁ〜い!!銀さ・・・・ふっ・・。」
あぁ、五月蠅い。
四の五の言わずにお前は俺を選べばいいんだ。
なのに、何でだ。
「ちょ、高杉!!お前何してんのっ!!ちょっと大丈夫かっ!!俺の愛娘えぇぇぇぇ!!!」
『愛娘』かぁ、銀時。
それ、違うだろ?
『愛しい娘』だろ。
絶対にお前には渡さねぇ。
「っ!!!何するのっ!!スギー!!私まだ・・・。」
初めてのキス・・か?
「これまだ二回目なんだからぁぁぁ!!あぁ!!もう、何で二回とも私の意に反するキスなのぉぉぉぉ〜!!!お前らもう今日飯抜きっ!!一生『キス魔』と呼んでくれるわっ!!」
は?
「ちょ、お前あれは事故だったじゃねぇかよっ!!」
「五月蠅いっ!!黙れ!!銀髪天パー!!一生クルクル回ってろっ!!」
おい、ファーストキスはこいつが相手だったのか?
とことん邪魔だな。
「天パー馬鹿にするのかっ!!これは喧嘩を売られたのかっ!!」
「売ってないわよ!!高杉も銀さんも馬鹿じゃないのっ!!もう、なんで私こんなとこに居るのかなぁ!転職しよう、そうしよう。」
「ちょ、待て待て待てっ!!」
相も変わらず分かりやすいというか、何というか。
特に銀時がな。
こいつは・・・微妙だな。
ただ・・・コイツがここから居なくなるのは俺も困る。
「ん?何ですかスギー。キス魔二号機のスギー。離してくれませんかーこの腕を。」
「此処に居ろ。」
「キス魔の上に命令大好きーですか?いい根性してるわね。」
「んなこと言われたら・・・するしかねぇよな。」
「ちょっとまったぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
んだよ、失せろ銀時。
「失せろ。」
「この際ここに居て、銀さん。あとでパフェ作ってあげるから。」
「んなの頼まれなくても銀さんここに居ますよー。でも後でパフェ作ってくれたら嬉しいですー。」
「よし!!銀さん偉い!!」
阿呆らしい・・・。
「あれ?スギーどうしたの?急に腕放しちゃったりして。」
「離してくれって言ったのお前だろう?」
「スギーが素直だ・・・。ツンツンなのに・・・。」
誰がツンツンだ。
「興ざめだな。」
「私的にさっきのどこに『興』があったのか問いただしたいところだけど止めとくよ。せっかく解放してくれたし。」
さらっと流したままの髪を手で梳いてやる。
「スギー熱ある?」
「いやいや、こいつ熱出すとかそんなやわな奴じゃないからな。」
邪魔だな。
あぁ、邪魔だ。
何でこいつを助けたのが俺じゃなくてこいつだったのか。
そして何でお前は銀時ばかりに頼るのか・・・。
そのくせして・・・。
「無防備なんだよ、お前。」
クイッと顎を持ち上げて顔を近づける。
「普通なこういう事された時点で殴るもんだ。」
何で嫌ならそれをしない。
「大丈夫!!皆以外の人達には迷わずやるから!!」
「皆?」
ここにいる奴らの事か?
「そう。何かね、やっぱ皆は家族みたいだし何だか殴りにくいのよ。」
それだけの理由か。
「理由なんて些細なものでしょう?」
「くっくっ。やっぱお前はいいな。」
「何を今さら。」
おもしれぇ。
いいよ、落としてやる。
お前を俺という奈落に・・・な。
引き寄せられて
吸い込まれて
それでもなお愛しいと思うのなら
この手で全て掴み盗る
***************************
あとがき
高杉夢を微妙に練習。
というか、これ微妙にちょくちょく同じ主人公で書いてるんですよね〜。
元は狛涼さんが高杉が良いって言ってたので書いてみましたー。
駄文、駄文。
でも、銀さん→主人公←高杉の図式はあまり成り立たないんだろうなぁ。
主人公は誰を選ぶのかな??
あぁ、疲れた。
確か椿の花って武士にはあまり好まれて無かったんですよね??
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